2024~2025年度ライオンズクラブ国際協会336-B地区 第一副地区ガバナー
榎本 明えのもと あきら
いよいよ感、わくわく感、不安感…いろいろな「感」が、日々頭のなかでグルグルと回っている。何から手を付けようかと考えながら、ふと我に戻ると、結局何ひとつ出来ていない自分にいら立ちすら覚える。その一方で、焦っても仕方ない…と開き直っている自分がいる。
そうした中でも片時も忘れないこと…ライオンズとしての『誇り』である。
私にその『誇り』の“種子”を植え付けてくれた人こそ、336-B地区初代ガバナー(当時は日本全体がひとつの地区だったことから日本で5代目の地区ガバナーである)L.原 勝巳 である。彼には多くの逸話が残っているが、幼少時にヘレン・ケラーに衝撃を受け、障害を持っている人の助けになることは何か?と熟考した末、日本で最初に『献眼登録活動』を始めたこと…そして最初の献眼者は、公務中に心臓発作で倒れ、同じライオンズの仲間としてすでに献眼登録をしていた当時の岡山県知事 三木 行治氏 であったこと…このことが自分にとって、ライオンズとしての『誇り』であり、336-B地区のメンバーとしての『名誉』でもある。そして岡山県民としても大いに誇れるところである。
岡山ライオンズクラブ50周年記念誌の冒頭に「種子を播く人」というタイトルで、L.原 勝巳 の絵が載せられている。いったい彼は生涯において、どれほどの数の“種子”を蒔いたのだろうか。
国内で10クラブ以上スポンサーをして、メルヴィン・ジョーンズに直接会い、50数クラブしかなかった日本のクラブを100以上に増やし、国際協会に日本人職員を常駐させる約束を取りつけて、どれも見事に実現した。彼の小さな“種子”は、大輪の花を咲かせて多くの実をつけ、その実が熟した後のさらに多くの“種子”が現在に至っている。
誰でも小さな“種子”は持っている。
私も第一副地区ガバナーとして、自らの足元の土をコツコツと耕し、小さな”種子”を蒔いて一生懸命に育て、メンバー皆様方から、未来に繋がる多くの“種子”の収穫を期待していただけるよう、ライオンズとしての『誇り』をもって大いに邁進したい。
第一副地区ガバナー
榎本 明
ライオン歴
1990~1991年度 | クラブ幹事 |
1995~1996年度 | キャビネット副幹事 |
1996~1997年度 | 地区YE委員長 |
2000~2001年度 | クラブ会長 |
2005~2006年度 | 地区青少年育成委員長 |
2009~2010年度 | 2R-3Zゾーンチェアパーソン |
2015~2017年度 | 地区GLTコーディネーター・地区GLTリーダー |
2017~2019年度 | 地区GSTコーディネーター・キャビネットカウンセラー |
2021~2022年度 | キャビネットカウンセラー |
2022~2023年度 | キャビネットカウンセラー・キヤビネット事務局長 |
2023~2024年度 | 第二副地区ガバナー |
ライオンズ受賞歴・公職・受位
表彰歴:
- 1996年 国際会長感謝状
- 2006年 国際会長感謝状
- 2010年 国際会長感謝状
- 2017年 国際会長メダル・リーダーシップ育成表彰
研修暦:
- 2016年11月18日~11月21日講師育成研究会(於:香港)
- MJF:3回~3,000ドル