１１月３日文化の日。「ポッテン！ぽってん、ぽってん！」杵でつく餅つき。
　秋の晴天に響き渡る杵の音。当クラブのメンバーと「木のまつり」に来られた方々の笑顔と喜ぶ声が杵の餅つきの音と重なり、コロナ前の景色に戻ったと実感しました。「木のまつり」は過去３回にわたり新型コロナウィルス感染症の状況を踏まえて中止となっていました。当クラブでは、毎年会員の田んぼで育てたもち米を使っての餅つきと、会員の所で作った天ぷらを販売して、その収益金を各団体に贈っています。１２年前から鳥取市主催の「花のまつり」（毎年４月開催）のブース出展をさせて頂いていますが、今回は初めての試みで「木のまつり」の参加となりました。油で揚げたアツアツの天ぷら、杵つきのとち餅は大人気、よもぎ餅、あん入り餅、きな粉餅等、ついた傍から次々と売れていき、順番待ちのお客様で行列がでるほどの大盛況。
　春のまつりでは出来なかった一般の方々の餅つき参加も加わり大賑わい。このイベントの人出は天候に恵まれ、３２，０００人でした。
　この日は会員が一つになり笑顔で奉仕、地域のために。そして何よりも子ども達に「餅つき」という日本の風習を残してあげたいと思います。そしてこの光景が子ども達の記憶に残れば幸いです。

2023年11月3日　本通り・黒住教前（鳥取千代ライオンズクラブ）